「シンガーと即興音楽」デイヴィッド・シルヴィアンインタビュー | HEADLINE | moonlinx
—失望や幻滅のような、ある意味ネガティブな表現にもあなたは惹かれるのでしょうか?
シルビアン 作品を制作していたころは、わたし自身がちょうど失望や幻滅を経験していた時でもあり、それに向き合っていかなくてはならない時でした。ただ、その反面、詩的な想像力というものを表現するために、すごく創造的な精神状態にもなっていました。この2つは表裏一体です。失望や幻滅には、クリエイティビティを常に更新していく素晴らしさがあります。
—今回の作品は、すごく想像力を刺激させられる曲が多く、まさに詩的な想像力というキーワードはぴったりだと思いました。このようにリスナーの想像力を刺激するような意図はあったのでしょうか?
シルビアン 作品を作る時には、特にそういうことは意識していません。ただ、わたしたちアーティストは、言葉で表せないような本能や直感をもとに作品にしなければいけません。そして、重要なことは、その本能や直感がフレッシュな状態のままで具体的な形にしなければならないということなのです。もし、それができれば、聞き手に想像力を訴えかけることができると思っています。ですから、それは目的ではなくあくまで副産物。ですが、今回あなたがそのように言うということは、作品として成功したのだと思います。
via moonlinx.jp
・失望や幻滅と詩的な想像力
・本能や直感がフレッシュな状態のままで具体的な形にしなければならないということ


