『白熱教室の衝撃』・岡田斗司夫インタビュー ノーカット版 - オタキングex公式サイト
アリストテレスは、はっきりと、「正義とは何か」「道徳と何か」ということは、日常生活でずっと毎日やらないと意味がない、人間というのはポリス(都市国家)に出てきて毎日一緒に暮らして、で、そこで正義とは何かって年がら年中論争しないとわかんないに決まっているよ、だから、二十歳とか三十歳とかで正義がわかるとは思うなっていう風に言ってます。
それは本当に日本人が考える「道」に近いんですよ。でも、それを西洋人はいつの間にか忘れてしまった。キリスト教的な、奇跡が起こったからこうだっていう因果律、「Aが起こったからB」「Bが起こったからC」に慣れちゃってる。だからアリストテレス的な考えは否定され、ベンサム的功利主義とカント的自由主義しかなかった。サンデル教授の道徳的・アリストテレス的考え方はたぶんアメリカ人にとってすごく新鮮だと思うんです。けれど僕ら日本人にとっては、どっか昔のサムライ的な感じがするんですね。「道をわきまえろ」みたいな話にすごく近くなってくるんです。
via otaking-ex.jp